研修センター

目的

指示を理解できるように

「あいうえお」から初めて6か月程度で入国のため、入国時は日常会話などの日本語レベルは低いです。その中でも設備や備品、食べ物の名前や、指示が理解できるための動詞を覚える必要があります。

マナー

配属直後に、いくら来日直後とはいえ、失礼なことをしてはお客様の迷惑になってしまうため、最低限のマナーの練習をして習慣づけします。

基礎スキル

皿の持ち方や客室清掃などある程度スキルが必要な作業の練習をします。

初級試験対策

1年目の技能実習1号から、2~3年の技能実習へ在留資格を変更するために、技能試験に合格しなければなりません。技能実習1号で身に着けた技能を試す試験ですが、覚えることがたくさんあるため、入国前から教育します。

職歴を偽装しなくても日本に行けるため

技能実習に行くためには、同じ業種での母国での職歴が必要です。しかし地方の技能実習候補者のほとんどは、家の農業やお店の手伝いなどです。田舎では企業の数や種類も限られています。そのため、ほとんどの実習生は、送り出し機関で職歴を偽装して入国します。これは日本の制度側の問題ではあるのですが、現実問題として、留学で日本に行こうとして在留資格が出なく、技能実習で職歴を書き換えて申請してダメだった、職歴を入れるために、大卒の学歴を消して技能実習に行った後、主に大卒を対象とした技人国の在留資格で申し込んだが、入管に残っている履歴書と違い不許可となるケースが多いです。

教育カリキュラム

研修内容 研修時間数
ホテル・旅館の仕事の概要

‐ホテルの仕組み、部門別役割  -業務の流れ

5
接客のマナー

‐身だしなみ  ‐動作、態度、言葉づかい

5
言葉を覚える

‐客室の種類、ホテルの設備
‐備品、アメニティやリネン
‐基本的な日本の食べ物
‐レストランの備品

90
レストランサービス

‐テーブルのセッティング、接客マナー
‐トレイ、皿の持ち方、シルバーウェア、グラスの扱い方

30
フロントの言葉づかい、ロールプレイ

‐出迎え  ‐チェックイン
‐客室への案内 ‐チェックアウト、見送り
‐荷物預かり

20
清掃

‐ベッドメイク
‐パブリック清掃

30
衛生管理 5

教育方法

物の名前や、業務で使う動詞を覚えるだけでも座学で覚えるには無理がありますので、実際に動きながら体験を通してイメージができるようにします。

旅館で仕事をする場合は食べ物の名前を覚えることは大切なので、基本的な日本の食べ物がイメージできるように研修します。しかしほとんど全員が日本に行ったことのない人たちで寿司以外に見たことがないため、実際に料理してみてイメージができるようにします。

それだけではすぐに忘れてしまうため、繰り返しの練習やテストも行います。

研修設備

フロント接客練習用

客室清掃練習用

レストラン練習用

和室マナー練習用

ホテルでの清掃研修

客室清掃研修

参考資料

ホテル・旅館のサービスマニュアル(株式会社リョケン)

旅館での接客やマナーについて参考にさせていただきました。

宿泊業務の基礎(一般財団法人 日本ホテル教育センター)

宿泊部門の業務の流れ、役割、ハウスキーピング、マナーなどを参考にさせていただきました。

レストラン業務の基礎(一般財団法人 日本ホテル教育センター)

テーブルセッティング、トレイの持ち方、皿やグラスやシルバーの扱い方などを参考にさせていただきました。

◆記事についてのご意見や、宿泊業のベトナム人材(実習生、特定技能、インターンシップなど)の相談があればお気軽にご連絡ください。

E-mail: katoreiwa02@gmail.com(加藤)