特定技能1号の取得水準

特定技能1号の在留資格の技能水準の情報がポロポロと出てきました。
時事ドットコム
自動車整備は「基本的な点検能力」=特技1号の取得水準:時事ドットコム
衆院法務委員会は27日午前、外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改正案の審議を続行した。新在留資格「特定技能1号」の取得水準に関し、国土交通省の担当者は、対象14業種の一つである自動車整備業では基本的な点検・整備ができる「自動車整備士3...
自動車整備業では、点検・整備ができる「自動車整備士3級相当」を想定しているとのことです。想定していたより低くて驚きました。技能実習の自動車整備で入国している人たちでも多くがこの要件を満たしそうです。
外食業は日本国内の飲食店でアルバイト経験のある外国人留学生や海外の調理師学校卒業生らが対象とのことです。
在留資格が厳しくなっている上、希望者も減ってきていて経営難になりそうな日本語学校の救済でしょうか。飲食店でアルバイトしていた留学生で専門学校を卒業しても在留資格がおりなくて日本で就職できなかった人たちがたくさんいるので募集にはあまり困らないかと思います。
この要件が、専門学校以上ということはないと思うので、日本語学校で1〜2年勉強した人とかとなれば、また日本語学校の人気も出てくると思いますし、日本語を勉強した先の道筋もつけられるのなら、私も安心してこちらの若い人を留学に送り出せそうな気がします。
現状は高い授業料を払って必死でアルバイトをしたとしても、日本に日本語だけを勉強しに行くメリットが全くないため、いままで留学には手を出していませんでしたが、これからは取り組めそうです。
調理師学校の卒業生も対象に入るのは面白いと思います。
問題は宿泊業。
「うちの業界は特別だから」と条件が上がらないように期待したいです。外食業と同じレベルなら大丈夫だと思います。
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