オンライン面接の取り組みで動画撮影。
- 2020.10.05
- ブログ

オンライン面接だと候補者本人たちの個性などがいまいち伝わらないと考えて、試行錯誤で取り組んでいます。
今回はベトナムでの自己紹介動画を撮影しました。
面接時の丸覚えの日本語での自己紹介は一応するのですが、これは直接面接で聞いてもほとんど何もわかりません。
それでもやっているのは、モノを覚える能力や日本語への適応力などをうっすら測るためですが、これを通して個性を感じることはできません。金太郎アメのようにみんな同じに見えてしまいます。
オンラインですとなおさらです。
ベトナム語で話しているところであれば、暗記したての日本語を緊張感のある面接の場で話すよりも個性が出ると考え、このような動画を作っています。
ホテルでの技能実習の面接のため、雰囲気を出すためにカウンターで撮影しましたが、選挙前のテレビ演説のようになってしまいました。
それでも、それぞれの候補者の個性や魅力が多少なりとも伝わるものになったと思います。
しかし、これは準備された状況での振る舞いなので、下記のようなオフショットもところどころで撮影しています。撮影の合間や、学力テストなどを行っているときの様子、説明を聞いているときの様子などもところどころで撮影しています。
直接面接に来ていただいた場合は、そういうところもよく見られていると思いますので、画面越しにはなりますが、どういう場面でどういう振る舞いをするのかも、本人たちにはあまり気づかれないように撮影しています。
たとえば、下記の場面は撮影と撮影の合間の動画の一部分です。この候補者は緊張した状況だと少し冷たい感じの印象ですが、笑ったときの顔はまた違っていて、接客業なのでそういうところから可能性を見ていただければと思います。
まだまだ試行錯誤ですが、より精度の高いマッチングができるように取り組んでいます。
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