今どきのベトナムの大学生。

今どきのベトナムの大学生。

最近日本語を学ぶベトナムの大学生と話すのですが、ちょっと印象に残った人たちが2人いました。

日本語の使う仕事でも肉体労働、単純労働に全く興味なし

すべてのベトナムの大学生がこうであるわけではないことをご了承ください。それでも、インターンや就職等で受け入れる学生たちが、たまたまこういう学生になる可能性があります。

ひとりはベトナムの某トップクラスの大学の日本語学科在籍で、就職活動中。日本語を勉強するだけでなく、経済や経営を日本語で学んでいるとのこと。就職先はベトナム国内希望。

アルバイトで、有名ではない大学の観光学科の学生が日本でインターンに行くための日本語教育に関わっていました。

他の学生のインターンの手伝いをして、自分は日本でインターンはしなかったのかと聞くと

「だって肉体労働でしょ?」

という回答でした。同じ学年でインターンに行く人は10人程度いるらしいですが、単純労働、肉体労働のホテルへのインターンは人気がなく、学校も学生も積極的ではないようでした。

以前行ったことのある某有名大学も、単純労働とみなされているホテルへの長期インターンは学校のプライドもあり、教育的な目的としては疑問を感じているということで許可していないということでした。

ときどき、「インターンを〇〇大学(一番有名)や〇〇大学(二番目に有名)から募集!」などという売り文句を見ますが、本当かなと思います。この大学確かインターン許可してないはずですよ。この学生インターンの希望者ほとんどいないはずですよ。ここの学校は偽物の学生送りますよ。というのはけっこうあります。

ある短期大学に訪問したときに、ある有名な△△大学の日本語学科でインターンに行く学生がいなくなると、その短大から△△大学の学生ということにして出しているという話がありました。

うちの学生が有名△△大学の学生として日本に紹介されている。それは名誉なことだ。という風な話し方でしたが、日本の受け入れ企業や中間業者にとっては、虚偽の書類を入管に出していることになるので、冷や汗ものですね。

父はBMWを運転。兄はリゾート地でホテル経営

もうひとりは、ここまで有名でない普通の大学の日本語学科の学生です。

車の免許を持っているということで、車を持っているのか聞くと持っていない。

お父さんが車を持っているとしたら、かなりの金持そうなので、どんな車か聞いてみるとBMW。将来何をしたいかと聞くと、某リゾート地で兄がホテルを経営しているので手伝いたいとのことでした。

ふたりとも特定技能などには全然興味がなさそうです。

経験を積むためにインターンや留学してアルバイトなどで日本に行く可能性はありますが、経験を積むためであって、お金を稼ぎに行くわけではない。

受け入れ先が「貧しい途上国の連中を働かせてやっている」という考えのところも少なくないため、今日はあえて先入観を切り替えるためにこのような事例をお伝えしました。

稀な事例だとは思うのですが、もしかしたら今時の大学生はこれが普通なのかもしれません。

 

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E-mail: katoreiwa02@gmail.com(加藤)