ベトナムでのコロナウィルス関係のまとめ

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ベトナムでの現状。タインホアとカインホアは収束宣言。ビンフックは村ごと閉鎖。

現状、ベトナムでの感染者は発表されている情報では下記の通りです。

北部ビンフック省が11人(うち3人が完治・経過観察中)

北中部地方タインホア省が1人(完治・退院済み)

南中部沿岸地方カインホア省が1人(完治・退院済み)

ホーチミン市が3人(うち2人が完治・退院済み)

このうち中部のタインホア省とカインホア省で収束宣言したそうです。

この記事によりますと、ベトナム中の学校は2月末まで休みにしているが、3月末まで延長する可能性もあるとのこと。

感染者の多いビンフック省はほとんどの感染者が日系企業の研修で武漢に行った従業員とその家族とのことで、この村は現在閉鎖され、人口一万人もの村が、村ごと隔離されています。住民は1日4万~6万ドンの生活費を支給され、移動販売車などが来るそうです。

中国からの感染を防ぐ取り組み

1月31日にはすでに中国からの観光客の受け入れ中止し、中国への国際線を一時停止、中国人の返還を急いているとのニュースがありました。

同じ日のニュースで、中国人への観光ビザの発給を一時停止、ベトナムと中国の国境における商取引を制限、両国を繋ぐ小道を通行禁止とすると書いてありました。

この後、2月1日から中国、ベトナム間の全便の運行を停止しています。

航空便だけでなく、中国を結ぶ列車も運行停止

中国との国境には仮設病院を作ったとのことです。

ホーチミンにも2か所仮設病院を作りました。

旧暦の正月に中国に一時帰国した中国人労働者5000人が隔離中。

297人の中国訪問歴のある外国人が入国拒否。

隔離施設から脱走した中国人労働者の労働許可を取り消し

それで帰国できなくなった中国人観光客や労働者がいるようで、その人たちの帰国のために3便を出したとのことです。

武漢に残っていたベトナム人労働者や留学生約30名を帰国させるためにチャーター便を出し、クルーたちが表彰されています。

中国人労働者がベトナムの企業に戻ってこれないことにより、ベトナムの企業が混乱しているとの内容です。この記事では、

主要な労働派遣先である日本、韓国、台湾のすべてで新型コロナウイルス感染が報告され、労働省外国労働管理局は感染が終息するまで労働者を海外に送らないよう派遣各社に文書で要請した。

とも書いてあり、ベトナムにとっては日本が危険な国であるという認識のようです。

www.n-liner.jp
中国人熟練労働者、職場に戻れず=新型肺炎で企業に混乱 - ベトナム ニュース ライ...
http://www.n-liner.jp/economy/6862-%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E7%86%9F%E7%B7%B4%E5%8A%B4%E5%83%8D%E8%80%85%E3%80%81%E8%81%B7%E5%A0%B4%E3%81%AB%E6%88%BB%E3%82%8C%E3%81%9A%EF%BC%9D%E6%96%B0%E5%9E%8B%E8%82%BA%E7%82%8E%E3%81%A7%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AB%E6%B7%B7%E4%B9%B1.html?fbclid=IwAR116ONmIFazxTpMvAupmVdu4DVppE1QTec5ts7bNGaFisR-Pgz_js4Xd_A
新型コロナウイルスによる肺炎拡大の影響で旧正月後も多くの中国人の熟練労働者がベトナムに戻れず、中国人労働者を多く採用するベトナム企業は混乱をきたしている。ベトナム紙ベトナム・ニュース(電子版)などが伝えた。

このように中国との行き来に関しては徹底しているところがありますが、中国人への差別に対しては許さない姿勢をとっています。

観光業界の損失

観光客が減った損害額は約6480億~8450億円にも上るそうです。

中国との航路を停止したことで、国内航空会社の損失が480億円をこえたとのことです。

イベントの中止

人が多く集まる集会などは禁止されていましたが、旧市街のホアンキエム湖周辺で毎週末行われている歩行者天国も禁止されているそうです。

クルーズ船

香港の大型クルーズ船「ワールドドリーム号」は1月21日と22日に乗客約4700人を乗せて南中部沿岸地方のダナン市とカインホア省ニャチャン市に寄港して、降りた中国人乗客のひとりがコロナウィルスに感染していたことがわかった。

ダナン市観光当局では、市保健局と連携して予防措置を展開し、ウイルスの潜伏期間14日間を超える15日が経過した現時点で、市内から感染者は見つかっていないと発表した。

今、日本で問題となっているダイヤモンドプリンス号も旧暦の正月明けにベトナムにも寄港していたようです。

ドイツのクルーズ船「アイーダ・ヴィータ」は入港拒否。

 

その他

接客業ではスタッフがマスクを着用しなければならない。

AIやブロックチェーンを活用する保険アプリを作っている会社が保険加入後にコロナウィルスに感染したことがわかると、47万円の保険金がでる保険を開始。

コロナウィルス特設サイトも作っています。

 

感想

中国と国境を接していることもありますが、ベトナムのコロナウィルス対策は「やりすぎ」と思えるくらいすごくないですか?

ベトナム人はベトナムでの感染者数が少ないことを「政府が隠しているはずだ」と信じていなく、自分で身を守るために前の投稿で書いたような対策を個人個人でしていますが、ここまで様々な業界で大きな痛みを伴ってでも食い止める取り組みをしています。

カンボジアではクルーズ船ウエステルダムの乗客が感染をチェックされないまま、自由行動を開始し、その人たちが世界中に散って、各地で感染リスクが高くなる可能性があるとのニュースもありました。同じ東南アジアでも緩すぎるカンボジア、「やりすぎ」と思われるほど徹底しているベトナムは対照的ですね。

 

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