特定技能退場者第一号

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特定技能が日本ではスタートして、先走った士業や外国人採用に新規に取り組む人材紹介会社とかが次から次へとトラブルを起こして脱落していくんんだろうなあ、うちは気を付けようとか思っていましたが、退場者1号は思わぬところから出てきました。

結構な騒ぎになっているのでご存知の方もいるかと思いますが、「グローバル人材ITプラットフォーム」を作ることを目指した方が、ハノイのスターバックスで、日本でいうUber Eatsみたいな配達の人を「小汚い」と言い、スタバの世界観が崩れるから出て行って欲しいという何気ない独り言のような書き込みが、ベトナムのニュースサイトに掲載され、金持っている日本人が真面目に汗水たらして働いているベトナム人を差別する人種差別及び労働者差別ととられ、大炎上しています。

炎上案件は次々に出てくるのですぐに収まるかと思いきや、数日たった今でも本人のFacebookには数分に一回くらいベトナム人から罵りのコメントが書かれ、1万件になろうかとしています。

この方は実習生や特定技能の手数料が適正になるように事業に取り組んでいるとのことで、特定技能に関しては本人からの徴収を0円にすると言っていて、ブログもよく調べて書いてあるので、応援したい気持ちもあり、TwitterやFacebookで絡んだことがありました。

しかし彼の事業のマネタイズはどうするんだろうかとずっとわからず、送り出し機関でも人材紹介会社でも登録支援機関でもない第三者がどう合法的な収入源を見つけるのか。ウェブの広告収入とかかなと考えており、若い人たちは我々などがわからない事業つくるからねなんて思っていましたが、スタバの炎上と同時に彼が送り出し機関に出した料金表がどこかから漏れ、共有されていました。

それによると、日本企業を視察に連れて行ったら400ドル、成約したら2000ドル、入国したらひとりあたり200ドルが永久に発生など、問題となっている第三者による違法な悪質ブローカー行為そのものでした。

ここまでの騒ぎになると強制送還や、会社の事業にベトナム政府の捜査が入って違法な立場で人材の仕事をしようとしていたのを罰せられるかもしれませんね。日本側としても、ベトナム側に「送り出し機関の手数料をちゃんとしろ!」と言っていたのに、日本側から悪質ブローカーがこういう騒ぎを起こしてしまうと何も言えませんね。

特定技能のベトナムとの協定やベトナムでのスタートも送れるかもしれません。

ブログでもこういうのは悪質ブローカーだと自分でも言っていたのでどれがよくてどれが悪いかという理解もありそうだったので、まさかこんなことをするとは考えてもいませんでした。

まあ、ブローカーはすべて「自分は違う」と思っている人が多いです。Facebookのグループで送り出し機関の手数料とかを批判している人たちの中にはかなりの確率で違法悪質ブローカーが混ざっていて、「どの口が言っているのか」と思います。

先日も知人がどこかの送り出し機関と悪質ブローカー契約をして、私はやんわりと「それは法的にも倫理的にも良くない」ということを伝えたものの、「この送り出し機関は手数料は適正であり、偉い役人も役員に入っているから間違いない。他の悪徳送り出し機関と全然違う」と聞く耳を持ちません。

手数料が適正かどうかなどポッと出の日本人に真相がわかるわけでもなく、政府の偉い役人などどこにでもかかわっていますが、その人にとって、なんか自分まで偉くなったような気がするんでしょうね。

ブローカーに手を染めた人に「あなたの立場はブローカーですよ」と伝えると「そうではない!」とブチ切れるケースもあったので、最近はやんわりと伝えるようにしています。本当にこういうは絶滅してくれるといいなというよりも、一匹残らず駆逐したい。

炎上している方ですが、ここまで批判されるとメンタルやられると思うので、本来なら炎上案件は謝って許しを請うことなどで対処できたはずが、逆にツイッターをロックして逃げてしまいました。

ブローカー料金表も、本来正義感を持ってやっているところもあると思うので、「私が不勉強でした。先輩方教えてください」などと言って修正すれば、信頼もついたかと思います。

しかし自分が彼の立場で2重の炎上で燃えに燃えている状態で、そんなエネルギーを出すことができるのだろうか。Googleでの会社情報も、汚いと罵られたドライバーの写真が出てくるし、評価も人種差別とか書かれているので、人材関係の仕事での復活は不可能ではないかと思います。

海外人材関係は関わるなら、送り出し機関、監理団体、人材紹介会社、登録支援機関など合法的な立場になってから手を出しましょう。送り出し機関の「日本支部」「駐在員」「顧問」みたいなのはダメですよ。ほぼ100%違法悪質ブローカー契約でしょうから。